地域で働いていて、やはり救急というか、ERのスキルはニーズが高いと前から感じていましたが、今、住民側だけでなく、医療者側や行政側からもそのニーズの高さを感じるように思います。

 細々と発信し続けていることや、この地域でコツコツやっていて、ロールモデル的に話をさせていただく機会が増えています。

 2つ理由があるのでは?と考えています。

①私よりも上の世代の方で、へき地で働く医師を育てるプログラムなどない中で、へき地でニーズに合わせて勉強されて、generalistになってこられた偉大な先生たちがたくさんおられます。その先生方が、今の若いZ世代の先生たちにどうやって、ruralで働くことに魅力を感じてもらえるか。どのような過程を経て、学んでいくのがいいのか。をうまく伝えにくい。

②ちょうど、偉大な先生方のあと、私の世代は臓器別専門医をたくさん育てる風潮にあり、レジェンドと今の若い世代の間に、rural を自ら進んでやっている医師が少数派。おそらく、自治医大出身の先生でも臓器別に進む医師が多い。そういう意味で、青木に希少価値がある?

 自分を振り返っても、将来地域で働きたいと思って、逆算的にどのような知識・技術をつけていけばいいか。を考えながらこの10−15年やってきている。しかも、義務年限もない中で医師となって最初の10年をキャリアアップに使った。この経験shareしていくことがニーズとして高いのかな。と最近思っています。

飾ることなく、メリットデメリットを客観視できるようにしてまとめていきたいと思います。

10月は隠岐ノ島・熊本 へ行って、話をさせていただきます。

地域医療・へき地医療の本丸である自治の先生方から声をかけていただけるのはとても光栄です。

9年の義務年限をどのようにキャリアに活かしていくのかとそこで指導する医師に何を求めるかをまとめてみたいと思います。

 

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