自宅で受けるオンライン講座。なかなか、on-offの切り替えが難しい。子供が興味津々に入ってきたりしますし。

  今回の学びは、以下です。

1.具体的に評価をどのようにするか

2.それぞれの目標を具体的に決めるためには動詞を意識することが大切。

(タキソノミー)

3.地域で当たり前にやっていることが、実は当たり前ではないことが多い

日本の医学教育の世界では、mini-CEXという手法を使っていることが多いようです。

主に、医療面接・診療・説明を評価するためのものです。無意識的に行っていたところが、チェックリストになっていて、洩れがないです。こういったものが、研究もされていて、信頼性と妥当性を考えられているということすら学んでいませんでした。

 タキソノミーという言葉も初めて知りました。「動詞」を意識して目標設定することの大切さを学びました。

 ディスカッションの中で、ときどき感じるのがやはり、現場感覚と大学ベースの違い。

こっちが当たり前だと思っていることが大学から見るととても新鮮に見えることがあるようです。ま、反対に私から見て大学の当たり前が、新鮮に感じるのと同じですよね。

 そういう意味では、お互いに上下関係などなく、「共に学ぶ」という感じが心地よいです。

  話の中にあった言葉で印象深かった言葉

「医学部生のときの何気ない1時間がその後の人生を変えるかも知れない。そう思って、地域アテンディングは医学生と接するといいかもね。」

まさにそうだと思いました。振り返って見ても、医学部1年生のときに、美山診療所へ行って訪問診療に同行させてもらったことや、5年生の外ポリ(院外臨床実習)で、市中病院で働く医師の仕事を見ていたのは今でもすぐに思い出せます。なぜだか、自分にはとても思い出深い体験だったんでしょう。反対に今は地域で働く医師となっているわけで、医学生や研修医に対して、そんな思い出が残る時間を共有したいなと思いました。

 最後に、松前でやっていた学生実習はやはり質が高い。国が定めている医学生に認められる医療行為についていろいろ実践していた。ルールに基づいて、今後の医学生を受け入れるにあたり、自分の病院でもイメージして作って行くのがいいかもと思いました。

 日々学び。

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