同じ医療圏にある超有名研修教育病院所属の初期研修医の先生が、当院の見学に来られました。その先生は、地域研修先も同じグループ内にある病院に行ったため、当院の見学をして、いろいろびっくりしたそうです。

院内をグルッと周りながら、普段の診療がどんな感じなのか、病棟管理がどんな様子なのかetc

この施設で、救急車台数は年間1300台ほどある

ということにも驚きを隠せない様子でした。

見学を一通り終えて、感想は?

「カルチャーショックでした笑 いい意味でも。」

「普段所属している病院がこういう地域病院に支えられているということもわかりましたし、先生たちのような守備範囲の広い先生達がこの地域で果たす役割は本当に大きいと思いました。」

と、ありがたいお言葉を頂きました。と同時に、

「いやー、病院は見た目じゃないですよね。やっぱり笑 中にいるヒトですね。」

とコメントも。

みんなで笑いながら話をしていました。

「でも、そうはいっても、きれいだったり、新しい病院(建物)に人(働くスタッフも患者も)は集まるし、古い建物っていうのは、マイナススタートだよねー」

と、また、笑いながらその日は終えました。

こんなやりとりを、知り合いのレストランマスターに話をすると、

「飲食店と同じだねぇ。」

「店がきれいだったり、雰囲気があると、味はそこそこでもお客さん入るもんね。そんでもって、お客さんは満足してるんだもん。逆に、店構えがそんなに立派じゃないけど、とってもおいしい店はあるんだけどね。」

なかなか面白い視点でした。

「先生のところは、町中の中華料理店か定食屋だなー笑」

私としては、しっくりきました。高級レストランには、頻度高く行けないし、でも、近場でちょっと外食したいって時に、いろいろなメニューがあるととても嬉しい。

あるドラマにあったように

「マスター、○○ってある?」

「あるよ。」

ってな感じですかね。

総合診療ってそもそもそんな感じでいいんじゃないかな?とも思いました。

高級食材を置いていても、腐らせてしまいそうですし、よく出るメニューをしっかりおいしいものを作る。

そうは言っても、この御時世なので口コミはとても大切ですから、毎日の診療をしっかり行うこと。これが基本。

子鹿、めちゃくちゃ柔らかかったです☆

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