先日、ひょんなきっかけで葉山ハートセンターでお手伝いをさせてもらいました。

自分を育ててもらった、湘南鎌倉総合病院ととてもゆかりのあるグループ病院。そして、徳田虎雄先生と初めてお会いした場所。17年前に、同期全員で入職後のご挨拶に伺ったのを思い出しました。もともと循環器、心臓手術のために建てられた病院とは思えないようなホスピタリティの塊のような建物。当時はアンチエイジング科などもあり、病棟でアロマをたいていたことを思い出しました。

 17年を経て、時代のニーズに合わせて、地域のために寄り添う病院を目指して救急も受ける病院になっていました。何よりうれしかったのは、偶然ブランチ先生にお会いしたことと、ずっとお世話になっていた田中江里先生とお会いできたこと。

 最初にお会いしたのはブランチ先生。「Oh! Long time no see you!!」から始まり、今何をしてるんだ?どこにいるんだ?と。研修中ずっと、たわいもないことを話して楽しんでいたこと、彼から身体所見をたくさん学んだことを思い出しました。

 そして、田中江里先生。私たち、湘鎌レジデントの母。内科のとても忙しい中でも、血液内科だけでなく、内科の基礎をたたき込んで下さった。さらには、何よりも「本気のFor the patient」を率先して見せて、わたしたちにたたき込んで下さった先生であり、私たちの先輩です。

 会うなり、強いハグ!

めちゃくちゃうれしかったです。そして、この10年ほどの話をたくさんして、やはりマインドの源流はここにあるのだと再確認しました。内科研修中のカレーパーティーの話なんかもとても懐かしかったです。

働き方改革

とても、この1年で話題の中心となっていますが、いいところ、悪いところいろいろあります。

湘鎌にやってくるレジデント

彼らの中には、たくさん経験したくて研修に来られる人もいます。自主的に勉強をしたい人もいていいと思います。一律ではなくても。そして、そのような若いやる気のある人達を守り育てるのが私たちの仕事だとも思います。

 「なんだかうれしいよね。あんたたち、私が育てたのよ。そんな子たちとこうやってまた会えるなんて。」

「どこでだっていい。頑張っていて欲しいし、世のためになっててくれるならとてもうれしい。」

そう言っていただいて、とてもうれしかったです。種まき、そして水やり。自分がまさにそれを受けていたと改めて感じました。

 「いい。チャンスの神様には前髪しかないの。横に来たときにはもう手遅れ。しっかり、タイミングを逃さずつかむのよ。」 

 「そして、引き上げてくれる人が、そのタイミングで引き上げたくなるように成長しなさい。さらには、もう、人をひきあげる側にもなっているんだから、しっかり周りをサポートしなさい。」

 本当に素敵な1日でした。

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