昨日、亀田総合病院 救急部へご挨拶に伺いました。

当院の医療圏には3次医療機関がないため、重症患者さんが来院された場合には、隣の医療圏にある亀田総合病院へ転院搬送を行うことが多いです。

 救急車で20-25分

北海道松前時代に比べると全然楽です。函館の3次医療機関まで
 救急車で1時間40分(夏場)
 ドクターヘリで片道20分
ただ、私自身が、千葉のこの地域にもともと知り合いがいるわけでもなく、医局人事でもなければ、卒業大学の地域でもないため、一からのコネクションになります。
(北海道のときもそうだったんですが、何とかなるものです)

 私の院内での働き方を考えた場合に、亀田総合病院救急部へご挨拶に伺うことはとても重要だと思っていました。

 挨拶に伺うにあたり、HPで調べていると、「???」
存じ上げている名前の先生が、部長じゃないですか!!!

これは、とても私にとってAdvantageでした。
 ER研修時代から、細々と続けていた、AHA ACLSインストラクターをしていたときに、何度かご一緒させていただいていた先生が、安房地域医療センターから、数年前に亀田総合病院の救急部に戻られていました。
 さらに、先日の横浜で行われた救急医学会総会でお会いすることができ、ご挨拶も前もってできることができました。

 お会いして、救急部の設備見学をさせていただき、体制、現状をお聞きしました。

救急室のトリアージブース。ファイルの色分けいいですね!

現時点でも亀田病院に搬送される救急車台数の4割近くは、私たちの医療圏からの搬送だそうです。お互いが疲弊しないためには、いい協力体制が必要だと再確認しました。

具体的に話した内容は
 ①救急体制
 ②メディカルコントロール
 ③転院搬送
 ④協力体制
 ⑤この地域でのACLSコース開催
など
この話し合いを元に、また病院ごとではなく、「地域」で医療の質を担保できればと思います。

人のご縁って、大切ですね。

 湘南鎌倉時代のつながり、松前時代のつながり、さまざまなつながりが密に絡まりながら、人と人をつないでくれていると実感します。

これからも、今まで出会ったみなさんと、これからお会いする素敵な出会いを大切に
していきたいと思います。

病院のカフェで昼食 オーシャンビューでした。

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