今回、「会いたい人に、会えるときに、会う」シリーズ第一弾として、弾丸京都へ行ってきました。

限られた時間で話は尽きない。出会って、20年以上。学生時代のこと、医師として駆け出しのころ、いろんな悩みを相談して叱咤激励していただいた。

救急医として、ER Physicianとしてプログラムを終えて、北海道松前での地域医療の研修を選択するときにも、「それはとてもいい選択だよ。頑張ってきなさい!」と背中を押してくださいました。

地元に戻ることを前提にトレーニングを積んでいた中、今の職場を選ぶ際には、

「本当にいいのか?地元の病院にも理解者はいるし、そっちに来ないか?」ととても心配してくださいました。当然アドバンテージは、出身大学の近く、恩師の近く、そして、自分の地元ということでたくさんありました。全く何もないところから今の地域でやっていくのは本当に不安でしたし、確固たる思いがないと6年も続かなかったかもしれません。でも、あの時に、恩師に言われたにもかかわらず、こっちを選択した以上、

「何が何でもやりきる」

この思いが、辛いときの支えにもなりました。

今回、

「あの時は、本当にその選択でよかったのかと思っていたけど、君の今の活躍、活動は君らしく、そしてとてもいい活動をしていると思う。誇らしいよ」

 そう言ってくださり、次の予定があるからということで、力強く握手。とても強く、長く。暖かい。

そんな恩師ももう60歳を超えています。でも、初めてお会いしたときと変わらず、少年のような好奇心たっぷりの目で、今の日本で必要とされる救急医療体制のことを考えておられる。

今後あと何度お目にかかることが出来るのか。また会いたい。

そして、成長している姿を見ていただきたいし、その為にも成長し続けたい。

人との出会いを大切に。

「謙虚にタフに」

おすすめ:

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA