11月から常勤として働き始めて、3ヶ月が経ちました。

 ここで働くにあたって(地域病院で働くにあたって)、今まで約5年ぐらいしたためていた計画を少しずつ実践(実行)しています。(実際には、鎌倉でERをしていたときから少しずつ考えてwordでまとめていたので正味9年近い・・・)

 もともとは、滋賀県の地元に戻って「やるぞ!」と思っていたものを異なる地域でやるためにアレンジは当然必要ですが、根本的なところは変わりません。

 さらに、オーストラリアの地域で体験した医師の働き方と医療の提供方法、住民の医療に対する満足度の高さも、国の違い、文化の違いはあれど、取り入れることができるものは日本にも取り入れることができると思っています。

 そこで、塩田病院でこれから実践していくことは、以下のことです。

    「地域で働く医師ほど、シフト勤務を!」

この導入を行う予定です。
 地域病院は、医師が不足していて主治医制で、いつも呼ばれるのでは?というか、そうしないと病院が回らないのでは?というご意見も当然あると思います。

 ただ、働き方改革の動きもあり医師も、働き方を見直す流れになっています。その中で、工夫をして医療提供の質を落とさず、働く時間を制限するためにどうするか。これを考えないといけません。

  働いている時間の質を上げる

これに尽きます。他には、タスクシフトなどもいわれていますが、それも含めてですが、勤務時間内にどれだけ集中して仕事に向かうかですので、集中出来るように、勤務形態を変える方法をとろうと思います。
 

4月以降に、本格的にスタッフ募集を行う予定です。2人体制となったときに始めようとしているシフトです。ポイントは、

 ①14日間を一つの単位で勤務を考える。80時間/2週間勤務
 ②連続3.5日の休みが2週間に一度ある。
 ③外来に集中出来る1週間と病棟に集中出来る1週間がある。

地域それぞれの特性があるので、これが全国で通用する訳ではありませんが、一つのロールモデルになるよう、できるところから少しずつやっていきたいと思っています。

 興味のある方は、御連絡ください。

(あくまで、スタッフや後期研修が来るという話になってから実現していくのですが笑)

おすすめ:

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA