明けました。
今年もよろしくお願いします。
 
地域で働く場合(医師の場合)の考える点についてまとめてみようと思います。

①都会でも働くことができる(職場は都会にもある・資格があるため)
②自分が専門とする力が思う存分発揮することが出来る環境かどうか。
③自分が成長できる環境か。
④家族がOKか。

以上が、昭和から続いている地域医療の課題かなと。
皆さんも「当然のことだろう」
っておもっていると思いますが、あえて文面化してみたいと思いました。

逆に言えば4つの課題がクリアできれば、地域医療が安定化されるのではないかとも
考えられます。
ひとつずつ、具体化してみます。

①都会でも働くことが出来ます。
 医師は資格なので、確かにどこでも働けます。多くの人は、医局人事で仕事先が決まっている人がほとんどですが、そうでない人は、その病院や地域に何かしら「よい!」と思えるものがあって勤務されているのでしょう。あとは、開業医の先生たち。地域密着型。もしくは、その地域に「よい!」と思えるものがあってそこに開業されるのでしょう。
 ということは、その地域に何か都会より「よい!」と思えるものがあればいいのです。

②自分が専門とする力が思う存分発揮することが出来る環境かどうか。
 これは、選択科によって向き不向きがありますね。それぞれの地域で必要とされる医療のどの部分に携わるかで大きく変わります。
 例えば、循環器の先生は、カテーテル治療が出来ないと自分の専門性は発揮できない!と思われたら、それはその地域の3次救急医療施設を選択するしかないと思います。田舎で
カテ室の維持も大変ですし、件数がそれほど多くないところで、技術を維持するのも都会に比べてメリットはありません。外科系の先生もその傾向があると思います。
 いずれにせよ、ある程度経験を積まれた先生が、その病院にあるものの中で今までの経験と知識を活かすことが出来る環境であったり、他の要因で地域を選択されるのではないでしょうか。

③自分が成長できる環境かどうか
 医師として人としてとあると思いますが、そのような環境作り・職場作りができればいいのかなと思います。

④家族がOKか?
 これが一番難しいでしょう。ご結婚されている場合どうしても、女性の意見が大切になります。子供を育てることもそう。女性が仕事していなければ尚のこと時間をどのように過ごすか。など。このサポートが上手に出来るかどうかが一番のpointではないかな?
と思います。

この4つ。今後もそのときどきの岐路で考えてみたいと思います。

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