祖父母が高知県ということもあって、四国には懐かしさを感じるのですが、
今回は、仕事で向かいました。
 香川県は、大学の卒業旅行で
 
うどんの旅

をしたときぶり以来。あのときは、ポンコツ車一台で5人。滋賀県から向かい、1日で5食~6食ぐらいうどんを食べて、寝るのは健康ランド・・・懐かしい。

 今回は、駅前での学会開催でしたので
上五島→(高速船)→長崎港→(バス)→長崎空港→(飛行機)→新神戸空港→(電車)→新神戸駅
→(新幹線)→岡山→(快速)→香川

と移動しました。なかなか大変です。でも、この学会の特徴としてやはり地方開催を続けてもらいたいと思いました。地域で頑張っている先生達がどのような地域でやっているのかを感じることができるので。
  ただ、理事長の丸山先生と偶然にもお会いしてその話が出ましたが

「4000人以上の参加があるような場合に、なかなか宿泊施設の問題もあって難しい。なるべく、地方開催を続けたいけどね!」

とおっしゃっていました。

発表したのは、昨年にひきつづき松前病院での医学教育体制について。
去年は、初期研修医をターゲットにしたもの。
今年は、地域実習にくる医学生が望むもの。

医学生を地域医療実習に呼び込むpoint
(
初期研修医と比較して)
ということで、プレゼンしました。


 昨年は、病院の中のことで色々あった渦中であったこともあり、とても緊張して発表しましたが、今年は、なにも緊張することなく、
自分の思いを伝えることが出来たかなと。


 この法則(流れ?)を違う環境下でまた、試してみたい思いでいっぱいです笑


要は、スーパースターがいなくても、環境が整えば、どんな地域でも教育(伸びる)
ことができて、標準的医療の提供を長く続けることが出来うる


ためにも、地域での教育が大切だと思っています。


他にも、初めてお会いする方や
今までお世話になった方がたにお会いできました。


また、オーストラリアでお会いした先生(実はむちゃくちゃ偉い先生だった・・・初めて知りました)にも、話をする機会があり、また、講演で伺ったのは、40週も学生を地域であずかり、指導するとということです。
 日本でなかなかできないことですが、outcomeとしても、大学で学習することよりもよかったと論文も出されています。とても、刺激的でした。
 また、彼が言っていたのは、地域で働く医師たち(教育をする医師)に、研究をする時間・チャンスを与えることだと。
 そうすることで、GPに進んでも研究が出来る!と学生達が興味を示して、進路を考える人達が増える。


この言葉はとても響きました。今まで、研究はちょっと・・・
と思っていましたが、少し気持ちが動かされました。


研究テーマが「教育」
とするとアウトカムの設定や評価方法がとても難しいです。でも、実際に行われている研究があるのであれば、ぜひ、自分もやってみたいと思いました。


一年に一度、このようにお会いできる機会があるのはとてもいいことです。


 

オーストラリア  フリンダース大学の取り組み


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