仲田先生と
期間限定フリーランス医。この生活ももう一ヶ月を切りました。
もっと、時間に余裕を持って、生活ができるかと思いましたが、意外と日々に追われた5ヶ月間でした。
 予定では、今まで気になっていた他施設の病院を見学していくツアーをする予定でしたが、なかなか出来ず。今回は、思い切ってかの有名な

  西伊豆健育会病院

へ行ってきました。
西伊豆健育会病院は、公立病院ではなく、民間病院です(私も最近まで知りませんでした・・・) 80床のベッド数。透析ベッドもある。緊急透析もしてくれる。
整形外科の手術を行っている。近隣の診療所にも医師が週に1回~2回で診療に出ている。
事務は、専従の方がいて長年ご勤務されているため、時代の流れにも先手で対応されている。
 医師は、院長であっても、経営のことは任せておいていい。医療に専念できる環境だと思いました。
 院長の仲田和正先生は、
この著者。トップジャーナルを常に読むことで、整形外科とか内科とか関係なく、田舎でもどこであっても勉強が出来ると実践されている先生です。実際にお会いしてみて、松前病院の元院長である木村眞司先生ととても雰囲気の似ている印象がありました。
 私は、いつもプライマリケアレクチャーシリーズ(PCLS)で先生の顔を拝見しているので、親しみやすかっただけなのかもしれませんが、研修医の先生や学生さんが集まるのもわかる気がしました。
 医局は、いつもPCLSで見える風景でしたが、想像していたよりとてもコンパクト!
医師の距離感がとても近くてびっくりしました。だからこそ、学生も研修医の先生もスタッフの先生に相談しやすい環境があるのかなーとも思いました。
 今回は、西伊豆の「仲田先生」にお会いするだけでなく、目的は、
  「そこに集まる中堅医師」の話を聞く
でした。PCLSの関係で、吉田英人先生、坂本壮先生ともメールでやりとりをしていて、
ほとんど同じ医師年数で、おなじような地域で働く医師の話を聞いてみたい!
と思って、ここぞとばかりに急なお願いをして今回の見学が実りました。
 わたしとしては、この出会いはとても大きな出会いなのではないかと思ったほど
新鮮でした。
 自分と同じような進路を経て、自分と同じように楽しく充実した
「地域医療」の実践
 また、共通の認識に近い
「総合診療」
のイメージ像を持っている。
もっと、時間があったら、お互いのイメージを言語化して、問題点や未来の話などしたかったです。(お酒を飲みながらでも。)
 また写真には写っておられませんが、病院をしっかりと支えておられる先生方がいて、仲田先生や坂本先生が他の病院へ行って講演をしても病院が安定している。個々のバランス、そして病院としてのバランスがいいんでしょう。
共通点は、みんな救急専門医

とても、刺激的な1日でした。自分も日々努力を続けないといけないと改めて感じた1日でした。

一夜明けた海岸からは、富士山ばっちり

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