先週、東京品川で救急医学会がありました。
本州に戻って来たので、朝から電車にのって参加してきました。
去年は2つ発表したので、今年は参加だけ。
 時間的にはゆっくりとできたので(発表していない分)、いろいろ見て回ったり、
いろいろな先生とお話をする機会がありました。
 今回は、ER的なテーマはあまり少なくて集中治療分野が多かったように思います。
 そんな中、メディカルコントロールについての話は復習になり面白かったです。
参加者の中にはいろいろな立場の人がいるので「救急隊の愚痴じゃん!」といっている人もいましたが、私はとても大切な内容だと思って聞いていました。
 救急隊がメディカルコントロールでの特定行為を行うときの医師と電話がつながるまでの平均時間

   2.5分

 これは、心肺停止しているときにルート確保やアドレナリン投与といった手技を行うまでのロス時間です。
 原因は救急隊が病院に電話をしても、

病院の事務につながって、看護師につながって、やっと医師につながる

といった病院がまだまだたくさんあるようです。
医師への直通電話があるのは全国で6割程度だそうです。

そう考えると、松前で救急専用電話(特定行為や心肺停止時のみ)を3年前に導入したのは間違いではなかったと思います。大切な現場での時間。
これからも病院前救急についても考えていきたいと思います。

・今後の進路について
 来年度からともに働く先生夫婦とお会いしました。とても気さくな先生でホッとしました(笑)
 自分が進む道が日本の医療に一石を投じることが出来ればと思います。

自分自身の振り返りのために
これからのことをしっかりと記録に残していきたいと思います。

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