予約していた本が届いたので、早速読みました。

昨日は台風の影響で午後はほとんど患者さんの受診がなかったので、隙間時間を使って。

「ビジョンと戦略からはじまる 地域医療学のブレイクスルー」

四方 哲 中外医学社

読み終えての感想は、

「やっぱり、自治医大出身の先生たちは、一歩も二歩も先を進んでいる」

そんな気持ちと

「自分が進もうと思っている取り組みは間違ってはいなさそうだ」

という後押しをもらった気持ちになりました。

43歳という若さで院長となり、ビジョンと戦略を用いて進まれた四方先生

最近いろいろと医療界でもリーダーのありかた

についても言われるようになっていますが、実践されてこられた先生なのだと思います。

今まで,私自身も尊敬するリーダーはいろいろなタイプの先生がおられました。どのタイプがいいとか悪いとかではなく、そのときの組織の状態や、規模、目標によって違いがあるのかと思います。

共通していたのは、以下の点です。

強い情熱がある

 圧倒的な臨床能力がある

 誠実である

 常に知識をupdateしようと心掛けている

この点は、どのリーダーにも共通しているところだと思いました。

四方先生はじめ、一志病院の取り組みが凄いなと思ったのは、多職種の方も研究/発表にとり組んでいたことです。また、その有用性についても職員に説いて、仕事が楽しい!と感じるよいサイクルをまわしたということでしょうか。

医師だけではだめです。どうやって、ビジョナリーを共有できるか。

そして、個人的に刺さった言葉がありました。

「総合診療は医療ではありますが、医学(科学)ではありません」

「他科の分化医と総合診療医の根源的な違いは,対象が物質か人間か、つまり医学か非医学かという点にある。」

「本来的な意味で総合診療医であるか否かは、学会や専門医機構が決めることではなく患者と地域住民が決めること」

これは、私自身の中で文面化できていなかった頭の中をすっきりと表出していただいたと思いました。

若い医師に総合診療の魅力を伝えるために専門医というものが必要であったり、科学をしないといけないということもわかりますが、本質はもっと別のことだと思います。

自分の答えは、

総合診療医として、地域(患者だけでなくクリニックの先生や3次医療機関)の役に立っているか

自分自身がhappyな生活を送っているか

これらを若い医師が見てどう感じるか。

レセプターのないものには届きませんが、そういうものです。

台風の影響で,普段東京から来て下さる当直の先生が急遽来れなくなり、帰り間際に当直が決まった昨日でした。ま、こんな日もありますね。

朝はとてもすがすがしい空でした。

おすすめ:

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA