訪問看護師さんから、朝電話がありました。
「先日、訪問になった○○さん。息を引き取られたようです。」
病院から歩いて行けるご自宅。
傘を片手に足早に向かいました。
病院に向かう病院職員と反対方向へ。
御家族は
「先生、朝早くからすみません。昨日ベッドが届いたんですけどね。」
とても安らかな顔をされていました。
「寝たきりになっている時間も少なく、最後まで家族でいれたので本人も満足だと思います。」
私から、「ご夫婦は、ご一緒になって何年だったのですか?」
「70年ぐらいかなー。二人とも元気にずっと一緒だったよ。二人で言ってたんですよ。ほんと幸せだったねって。」
息子さん夫婦からも「二人一緒だったから、元気だったんだと思います。一人になると、やっぱりよくなかったんだと思います。ちょっと、これからが心配ですけどね。」
そのようなお二人の人生の一瞬に立ち会わせて頂けたことに、とても幸せを頂きました。
勝浦地域は、100歳を超える方がたくさんおられます。本当にお元気に過ごされてこられたのだと感じます。そうは言っても、一つのことをきっかけにガタガタっと体調を崩されて、息を引き取られることもよく目にします。
そんなときに御家族様含め、「今まで元気だったから、まぁそういうタイミングだったんだろう。」
と、人生を受け入れられる場合と、「信じられない」と現実を受け入れられない場合があります。
人は、必ず死を迎えます。どのタイミングになるかはわかりません。でも、必ず来るのです。
長く生きれば幸せか?そうとも限りません。自分の人生を改めて自分事として考えた1日でした。
その日は、1日雨がしとしとと降り続いていました。
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