2年ぶりの隠岐ノ島。天候に恵まれて2日間ともとても素敵な天気でした。今回は第三回オキフェスに参加です。離島×ER 離島×産科 の2本立てとして、青木と小徳先生が外部からのお手伝いとして参加です。別々に声をかけていただいたのですが、GENEPRO卒業生がこのように、離島でのイベントに誘っていただけるということにもとてもうれしく感じました。私たちだけでなく、GENEPRO卒業生たちが日本の島嶼へき地に関われていることがうれしいです。

 オキフェスって?

隠岐病院を中心として、隠岐の魅力を伝えると共に、そこで働く医療者を増やしたい!という目的で行われている企画です。茨城から佐賀まで、いろんな地域の医学生、看護学生、研修医、専攻医、助産師さん、大学教員などが参加されました。1日目すぐのフィールドワークでは、居宅訪問×ERシミュレーション、産科×離島、開業医×離島という3つがありました。その開業医の先生が、何とGENEPROを考えてくださっていた先生だったということもあり、いきなり親近感を持ちました!ゆっくりお話しが出来なかったので、次回必ず伺いに行きます!!


  私が担当したフィールドワークでは、居宅訪問をしたのちに、その御家族が救急搬送されたという想定症例を使用して、離島というリソースが限られた場所でどのように救急対応をするか?ということも行いました。医学生の知識を高めるために事前にオンラインでJATECのことや治療にゴールデンタイムがある外傷救急のことをレクチャーし、さらには搬送手段で使えるリソースのことも伝えた上でどこまで出来るか?

 biologicalなことは、primary survey, secondary surveyとしっかり評価ができ、異常のあるところに対しての処置も素早くしっかり対応してもらいました。さ、ここからが本番。搬送しないといけないと判断したときに、家族背景や社会背景なことも考える。ここがなかなか難しい。

その患者さんを搬送した場合に残された家族のケアはどうするのか。ただ、搬送しないと助からない。そういったよりリアルな症例を学んでもらいました。

 終わった後の感想も「医学的にもとても勉強になりましたし、この地域で治療が出来ないことがとても悔しかったです」と言った医学生や、「研修医として、研修先病院では助けることに集中していて、その後の家族のことや治療後の生活のことなどを考えることはあまりなかったです。とても勉強になりました。」という感想を持った研修医もいました。しっかりと評価をしないといけないですが、学習効果がとても高いと感じました。

 離島での救急対応は、primary careの一つである

このメッセージもしっかりと伝えました。ACRRMで言われていることですが、やはり救急はprimary careの一部であると認識してもらいたいですね。離島に救急しかしない医師はコスパが悪い。継続的な医療体制を取るためには、日常は救急医外のこともする医師でないといけません。だからこそ、救急領域でも必ずできないといけない手技や知識についてをしっかり学ぶようにお伝えしました。

 夜は、グランピング施設でBBQとバナナボートやSUP、シーカヤックなどのアクティビティがありました。そこも全力で遊ぶ。普段なかなかやらないSUPで対岸まで漕いで戻ってきたり、素潜りしたりして隠岐の海を堪能。BBQでは、島の看護師さんや参加されていた医学生さんと話をして離島医療の未来、また全国の地域医療の未来について沢山語りました。未来は明るい!

 2回目の来島ということもあり、前回お世話になった看護師さんと夜遅くまでドラムセッションやダーツしながら島を楽しみました。

 翌朝からは、前日のフィールドワークのまとめ+小徳先生の「もし自分が隠岐ノ島町長になるのであれば?」というテーマでのフィールドワーク。そして、島に移住されている方の「Youは何しに隠岐ノ島へ?」

 時間が経つにつれて、参加者がどんどん仲良くなっていき、笑顔の絶えないフェスになりました。

本当に隠岐病院の先生方、運営事務局のスタッフの方、朝から晩まで2日間ありがとうございました。いろいろな点で私自身も学ぶことが多かったです。
 隠岐ノ島のスタッフが「迎え入れる」という気持ちがとても伝わりました。その地域の環境もさることながら、やはりそこに住む「ヒト」に引き寄せられてみんな生活をするんだなと思いました。

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