おもしろいです!

まるで、講義を聴いているかのようにページが進んでいきます。
「医療政策」
って、現場で働いていると次元の異なる話で、現場からは何も動かせない問題といつも感じて、歯がゆく思っています。
いつもこの問題を考えるときは、
「踊る大捜査線」を思い出します。(古いですが・・・)
私はいつも現場に出るほう。(織田裕二さん)
厚労省や学会で中心となる方が柳葉敏郎さん。
どちらもいないと困る。そして、どちらの立場も理解して、より良いものを作っていく。
片田舎で、総合診療をしているしがない医師ですが、
今の現状に満足をしているわけではありません。
国の政策が地方の医療の質の担保がしやすい政策とは思っていません。
でも、文句ばかりを言っていても仕方がないです。
政策を作る側のことを理解もしないといけません。
そういう意味では、この本を読むことでとても理解が深まりました。
医療経済学・医療経営学・医療倫理学
統計学・政治学etc
それぞれ、具体例もわかりやすく、現実に起きている事例を元に解説がある。
これを教室ではなくても知ることができる
そして、この中でも、GPの役割が大切であることが指摘されていました。
自分が現場で感じていることが学問的にも分析、評価をされて一つの解としてある。
日本が質の高い「持続可能な医療」
を続けられるよう
私は、現場から発信をしていきたいです。
「事件は現場で起きてるんだ!」
なんてな。

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