いまさら

という感じになってしまいましたが、やっと読むことが出来ました。
北海道で勤務をしていたときに、一度だけ講演を聴いたことがある先生。

高山義浩先生

その時は「オキチュウ(沖縄県立中部病院)の先生だ!」

と思っていました。
でも、講演で語られる口調、内容にとても引き込まれていきました。

超急性期病院において、地域ケアを行う

とても心に響いていました。

その当時から自分は「ERから地域医療へ」として個人としても、当時勤務していた病院としても急性期も在宅診療も「地域で必要とされている医療をその地域にあるものの中で最大限提供する」ということを目標に働いていました。

今回、高山先生の本を読んで、響いた言葉

「団塊世代における死生観の形成」
「地域包括ケアシステムとの連携は、地域での生活をリスペクトすることが基本となって成り立つ」

その他にも沢山ありましたが、現場でいろいろと悩みもがいている自分に対して
一人じゃない。みんな同じことに悩み、その中でいろいろな答えを持っている。
そう感じさせてくれるものでした。

2025年問題

に対しても、事実から目をそらすことなく、予測をして、如何に先取りしてシステムを変えていくか。そして何より、地域で病院や医療を利用される住民の方に、医療との付き合い方を考えてもらう。そして、死生観をどのように持つのか。
こういったことを地域の人と一緒にやっていかないといけないと改めて思いました。

ぜひ、まだ、読んでおられない方はぜひ一読を。

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