ずいぶん間が空いてしまいました。

6月あたまに、Australia Townsvilleへ学会参加のために行きました。その後、怒濤のように6月が終わってしまいました。

なかなか振り替えりができてなかったので、7月にもなりましたし自分自身の振り返りをしていこうと思います。

6月は、6日~13日まで病院を離れていました。

オーストラリアのタウンズビルで行われた
RDAQ(Rural Doctors Association of Queensland)28th 6/8-10
+11日のmeeting
に参加するために行っていました。

今年4月から参加しているGENEPROプログラムでは、15ヶ月間のプログラムの間に
1回はオーストラリアの学会に参加することになっています。

5月はWONCA rural が偶然にもケアンズで行われたので私たち1期生も行ってきましたが、
今回は、完全に一人。(家族にも今回は我慢してもらいました。)

 タウンズビルに行くためには、
上五島→長崎→羽田→成田→ケアンズ→タウンズビル

と行程が辛かったです。が、、、
得るものはとても多かったです。
WONCA rural で初めてお会いできた人達に再会出来て、

今回は、時間をゆっくり持ちながら意見交換ができたかなと。
オーストラリアでの地域医療に関して、感じたことは

離島と陸続きの僻地では提供する医療は少し違う

という点です。

Innisfail Hospitalというところにも見学に行かせてもらいましたが、ケアンズまで1時間30分ぐらいの15000人ぐらいの医療圏。
医師6人で、GP(general practitioner)OB/GY  GP anesthetist達の集団です。50床。

院長のPeterと話をさせてもらいましたが、意識としては、外科手術に関しては基本的に
搬送を優先するようです。これはケアンズの3次医療病院までそれほど遠くないからという理由だからだそうです。
 ただし、お産は、待てないため地域の病院で行わないといけないと。

資格に関しても何年かに一度、研修を受けに1週間ほど行って、麻酔についてや産科についてそれぞれのスキルアップをしないと資格の更新が出来ないようです。

 

手術室です。とても広いです
ミスがないようにシリンジ用
研修医2年目(レジデント)の医師も研修してます。
救急室は充実しています。
 
 

 

私がスピーチをした会場です。beachside
with Dr Saito
 
 
上五島の海with my family
 
熱帯気候なので、サトウキビ畑に囲まれて、バナナの農園がたくさんあります。雨季、乾季がある場所です。こんな鳥(飛べない鳥)もいたりします。それほど、アボリジニーのかたやアイランダーがいない地域なのかもしれません。
学会も写真のような感じです。
rural generalistたちと未来のrural generalistたちが集っていて、医学生さんたちもたくさん参加していました。医学生の参加費はスポンサー(医師や学会)が払うようにしていて、参加しやすい工夫をしていました。
 formal とそうでないときとあって、みんなフランクに話しかけてくれました。
僕は、医学生や研修医の先生達が参加するworkshopにも参加したのでそのときの医学生たちがその後も話しかけたりしてくれました。

 また、わかったことがIELTS 7.0
を取らないと4月以降の研修に響くということ。

なので、帰国時に上五島に帰るまでの間にポチポチっと参考書を追加注文しました・・・
本気で英語の勉強時間を作らないといけません。

僕は、これで来年4月まで海外へ行くことはおそらくないはず。
4月にこちらに転勤してからゆっくりと診療に集中できていなかったのでとても申し訳ない気持ちがあったのですが、帰ってきてからはやっと集中して診療にも向き合えています。

 麻酔の実践、担当患者様の手術、気管切開など
外科としての勉強

さらには整形外科の外来、診療所での総合診療外来など多岐にわたり充実しています。

家族との時間(家に帰る時間が遅いので)が少なくなってはいますが、なんとかバランスを取りながらこの一年を充実させていきたいです。

さて、7月です。暑さに負けず、ガンバレー

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