それぞれ場所が変わると、病気・怪我の頻度が異なります。
特に感染症は地域性が如実に出ますね。

例えば、
沖縄や鹿児島の離島では、ハブ咬傷
北海道では、エキノコッカス・ウニとげ刺傷・馬外傷

海沿いでは、アニサキス症・サーフボード関連外傷

ある地域ではツツガムシによるリケッチア感染症etc

慣れていないと、
「オーー! 珍しい病気に出会った!」
と一人、あくせくしていますが、地元の看護師さんや医療スタッフは
慣れたもの笑

「あー、先生。それ一年に○○件ぐらいはあるよ。このときは、この治療でしょ。」

とさらっと準備をしてくれます。(凄いものです!)

これって、視点を世界に変えると、アフリカのときに感じたことと同じです。

特に地域独特の感染症には注意ですね。
そして、地元の医療者の方々に助けてもらうことは大切です。

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2件のコメント

  1. 今年もよろしくお願いします。

    地域とは、単純に少人口、高齢、交通が不便、何かと古い、という積極的に人が行きたいと思わない場所でしょうかね。

    先生の4つの視点は医師の働き手としての見解ですよね。
    ①は都会には限らず、別の病院などでも働けたら、刺激になり、マンネリ化しないということで、大切なことだと思います。
    ②③は私も人として、医師としてという考え方によると思います。
    ④は女性だけに限らずだとは思いますが、子供の教育等で選択したい地域と働く地域の距離感が家族にとって許容範囲であるかでしょうね。いざというときに、なんとかなるくらいの。

    医師同様、看護師もまた何か対策を考えなくては・・・。

  2. そうですね。今、離島に応援診療に来ていますがまた違う感覚がありますね。同じ2時間の距離でも船か車か。大きな違いですね。
     人の流れを作ること、とても大変ですね−。

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