今年度は、大きな仕事がいくつかスタートします。

病院内の仕事は当然、コツコツとやっているのですが、院外の仕事が2つほどスタートアップ。

これについては、また別の機会に。

そんなことで、院内に囚われることなく、マスな視点で今勤務している地域を見ることが多いです。自分がマネージメント側だったらどうするだろうか?と考えることもあります。

今回は、自分の考えを少しアウトプットしてみようと思います。

 この地域、2市2町からなる地域は、7万人の医療圏をカバーしています。その地域に2次救急までを対応しないといけない病院は2つしかありません。この2つが車で30分弱ほどの距離感です。それぞれ、100床と200床程度。3次救急となると、私たちの病院から30分、もうひとつの病院から50分弱。陸続きであるため、離島よりは困らない距離感にはあります。

 さて問題は、夜間の救急体制です。今までもこの2つの病院が輪番日を決めて、対応をしているのですが、看護師、検査技師、放射線科技師いずれも少ないため、検査などはオンコールで対応をしている病院もあります。また、輪番回数についてもかなり差があり、それぞれ疲弊もしています。 常勤医師が内科系であったり、外科系であったりすることで、夜間一人医師で対応するのが難しいというのが中小規模病院の昔からの悩みです。

 その点、救急をベースに育っている私にはその感覚があまりなく、みんなで対応すればいいじゃないか?まずは診てみて、重症だ!と思ったら、初期対応をして搬送すればいいじゃないか?と思ってしまいます。これは育った環境もあるとは思いますが,裏を返せばそのような環境と指導環境を作ればどこででも出来ると思っています。

 方法は2つ。

 1つは、夜間はどちらかだけで対応するようにして、コメディカルも夜間はその病院へ協力しに行く。そうすることで、コメディカルの負担を軽減することが出来る。

 もう1つは、総合診療医をどちらの病院にも配置する。そして、病院の枠組みを関係なく、指導する医師をこの地域で共有する。そうすることで、この地域で一番ニーズの高い、内科・外科関係なく見ることができ、2次救急を円滑に回すことができ、その後の入院管理もスムーズになる。

 地域のロールモデルになると思うんですけどね。地域の病院が協力して夜間の救急体制を守るって。行政の方にも声が届くといいんですが。

 

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