怒濤に過ぎていった11月12月でした。振り返る時間があまりなく年末休暇に入りました。この時間に振り返りと来年の目標を立てることをしないと。
11月 初期研修医2名+医学生実習
来年のプライマリケア連合学会のシンポジウムのため、いろいろな先生との連絡をやりとりしていました。今少し話題になっている問題について。プライマリケア連合学会の中の島嶼へき地委員会に属していて、「距離」的に医療過疎地域の医療を考える委員会なのですが、日本地域医療学会という組織も地域医療を本気で考えている。その中で、若者がどのようなキャリアパスやスキルを得てロールモデルを探すのに支えてあげられるか。協力して、同じ方向を向いて支えてあげられるか。このようなシンポジウムを考えています。医学生や研修医、そして地域で生活する人にとってプラスになる話しあいができればと思っていますし、その先の未来を作るきっかけになればと思っています。
次に、GENEPROの後輩である室原先生親子が来院されました。彼は、今話題のDrコトー診療所のもでるとなっている甑島で医療をしている医師。そして、お父様は地域医療を展開している病院の理事長。今後の医療体制をどのようにすることが、地域に医療者も呼べるのか?そういう視点で、見学に来て下さいました。

病院として、自分たちの強みとその地域のニーズ確認をすること。シフト勤務導入をすることで、医師自体がたのしく仕事をすることができて、家族時間もできて、全国から雇用できること。このようなことを話しながら共有させて頂きました。自分自身の振り返りにもなりますし。
月末には、千葉大学1年生達の地域医療早期体験で1日実習×2日間を受け入れしました。自分自身が1年生の夏に京都美山診療所の早川一光先生に伺ったことを思いだしながら、「あの時から、地域医療に関わることに興味があったんだろうな」と振り返っていました。



学生さんたちは、1日に4人〜5人。勝浦市を知ってもらうために勝浦の朝市に出かけたり、院内では色んな職種が病院を支えてくれていること、カンファレンスなどを通じて将来医師として働くことをより強く意識してもらうこと等を行いました。彼らからのコメントや振り返りも「初めてMRIの検査を見ました!」「カンファレンスがかっこよかったです」など初々しくてとても新鮮でした。こうやって、少しずつ医師への道を進んでもらいたいと思います。彼らが医師として働くにはあと6年。初期研修医として地域医療に来てもらうにはあと7年先。そう考えると本当に今の学生と将来一緒に働けるかどうかって、自分がもう年齢的には55才を超えるようなタイミング。果たしてそれはよいのかどうか?むしろ今の僕ぐらい、またはもう少し若い10年目までの医師が彼らと働き、近い年齢のロールモデルと過ごせる環境を作ることの方が効果的では?とも考えるようになってきました。そういうステージに入ってきたんだなと感じるということです。
そして、最終週から始まった杏林大学5年生の4週間実習。目標は、
「最終週には研修医並の鑑別と問診力を備える。プレゼンができる」
でした。彼はとても頑張りました。週を重ねるごとに頼もしくなり、「こんな身体所見があったんですけど、確認いいですか。」「エコーもう少しやっていいですか?」
と積極性が出てきて、最終週は、救急車対応の初期対応をやってもらいました(青木がバックで見ていましたが)
こうやって学生のうちからできることはどんどんやらせてあげられる環境。QLDのときのようで、個人的にはとてもいいなと思ってみてました。同時に千葉大学4年生の2週間の実習も始まり、学年が違うことや学校が違うことでとてもいい効果(刺激)が生まれていました。各大学に戻って、どんどん成長してもらいたいと思います。

12月
怒濤の11月〜12月の前半が終わり、千葉県医療整備課企画のバスツアー。医学生研修医のみなさんが19名。いすみ医療センター・塩田病院・亀田総合病院を回る企画。準備段階から県職員の方と連絡を取り合い調整して、滞在時間は90分でしたが、印象深く?残ったようでよかったです。そのうちの一人は、以前オンラインで話をしたことがあった研修医の先生。初めて対面できました。松前病院のご縁がありますねー。アンケートからも「将来一緒に働いてみたいです!」とコメントしてくれる学生もいたようです。嬉しい気持ちと、先が長いなーという気持ち。複雑ですが、気長に待ちますかー。


スタッフだけの静かな2週間となりました。個人的にはPCC(プライマリケアカンファレンス)の来年度の予定表を組むための依頼をしたり、コロナ診療が忙しくなってきたりバタバタは続きます。娘のクリスマス発表会も素敵でした。家族時間をある程度確保できているのが救いです。来年の目標にも繋がりますが、毎週のオンラインmeeting@千葉大学が今年度始まってすぐに決まったため、自分の元々の休みの時間に重なってしまい、結果この一年は休みを削っていた時間もありました。来年度はシフト体制を上手く作り直して勤務時間内に全て終わるように組み直しをして休みの確保はしっかりとしていきたいと思いました。
千葉県の未来に関わる医学生とたくさん交じれた2ヶ月だったように思いますね。素敵な出会いをありがとうございます。
ブログに掲載いただき、どうもありがとうございます!
久々のバスツアー、大成功だったのは先生のおかげです。
本年も引き続きよろしくお願いします。