この時期に振り返りをしないとあっという間に一年が過ぎてしまうので、少し振り返り。
2024年に引き続き2025年は以下のことを中心に続けていました。
・rural GPモデルを確立する(medicalな部分だけでなく、Life styleも含めて)
医師10年を超えた後のモデルとしても
・医育機関との連携をしっかりもつ
・超高齢化社会の中で、「より良く死を迎えるには」という命題を地域住民の人と話す機会を持ちたい
Rural GPのモデルを確立する
これについては、RG:rural generalist という形で少しずつできているのかなと。オーストラリアで見てきた、医師としての生活と個人、家族との生活も含めて充実した人生を送るということ。
チームとして、充実したシフト勤務(10連勤4連休)が機能しました。自分がいなくても他の医師がしっかりと診てくれる。お互いに刺激しながら勉強も続けられる環境。後輩が、国境なき医師団に参加することもできましたし、3月には他の医師もケニアに医療活動に参加します。休みの4日間は、それぞれ自由に。2025年は大阪万博の他には、羅臼診療所の応援診療や医療×サーフィンということで徳島に行ったりできました。
日々の診療前のサーフィンも2025年はかなり回数多くいけました。フルマラソンは2024年に引き続き参加。やりたいことをやる。楽しいことだけやる。「言うだけ」と、「やる」のでは大きな差があるので。そんな一年になったかなと。
医育機関との連携をしっかりもつ
こちらも順調に進みました。
千葉大学の医学生実習の受け入れも総合診療科の実習だけでなく、地域医療教育学講座のアテンディングを通じて、地域医療実習も昨年に引き続き3つのターム全て来てくれました。その他にも、早期体験実習や夏季フィールドワークetc 杏林大学の医学生もしっかり勉強に来てくれました。
初期臨床研修の地域研修も3施設から。GENEPROの研修生。8年前からは想像もできないほどたくさんの若い医療者が勝浦を訪れるようになりました。幸せものです。
さんむ医療センターから総合診療専門医プログラムの救急研修として当院に1月から3ヶ月来られています。ruralの救急をしっかり学んで地域で役に立つ総合診療医になってもらいたいです。
超高齢化社会の中で、「より良く死を迎えるには」という命題を地域住民の人と話す機会を持ちたい
これも、3月に勝浦朝市で出店と同時に市民の方と話をする機会を設けることができて、それをきっかけに勝浦市内のそれぞれの地域へ出向いて住民の方と近い距離で医療者が話をできる環境や医学生、研修医の先生たちに「地域」を知ってもらえるチャンスを作りたいと始めました。少しずつですがそれぞれの地域の特徴やいわゆる「社会的処方」といわれるようなコミュニティの大切さなども感じるようになりました。また、介護職員向けの勉強会も市主催で継続して開催していただけ、総合診療科の仲間が話をしてくれていろんな方に考えてもらう機会を持ってもらえたかなと思っています。
という形で、2024年にひきつづき一歩ずつ前進していることを振り返ることができてホッとしました。その他にも2025年にしたことを列挙しておきます。(自分の備忘録)
・プライマリ・ケア連合学会 島嶼へき地委員会継続
全国の輝いている先生たちの取材を継続かつ仕事を委員会で割り振り
(自分自身も刺激をもらっています)
・日本医学教育学会 地域医療教育委員会にお声がけいただきました
医学教育学会登録して3年目。地域での医学教育 特に医学生からシームレスに初期臨床研修医、
専攻医へとつなぐためにどんな取り組みが必要かを考える全国の先生方とご一緒できて幸せです
特に2026年の医学教育学会学術大会は富山開催で、オーストラリアの先生方も来られるということで楽しみです。
・救急医学会 救急外来部門検討委員会
3次医療機関だけでなく、地方・ruralでの救急外来をどのようにしていくかということを大学の先生や
救命センターの先生方と一緒に考える機会をいただいています。こちらも少しずつですが前進中
(ちなみにこの委員会は以前太田凡先生も所属されていたと伺っていますので、光栄です)
・遠隔メンター
医師個人のメンターだけでなく、医療機関の遠隔メンター事業を開始して1年。院内のキーとなる教育者と一緒にいろいろ試行錯誤しながら一年続けることで、医師、専攻医、研修医、コメディカルの方との距離もグッと縮まり、効果を感じ始めています。継続して関わることの重要性を今年も意識してやっていきたいと思います。
・ruralからvery ruralへの応援診療
まだまだ少しですが、北海道のへき地診療所の応援をチームで継続中です。
今年も継続してやっていきたいと思います。
・母校での授業
継続して母校で授業させていただきました。2026年もお声がけいただき、このような形で
地元滋賀で、どんな形ででも何か役に立てれば
嬉しいと思っていました。学生に少しでも何か残れば幸せです。
(2025年はさらに3人の滋賀医大生が実習に来られました)
・PC学会参加
2025年はPCLSのoff会を札幌でできました。うれしかったです。普段お世話になっておられる先生方と直接お目にかかれることができました。
・救急医学会参加
・BOSOドクターズキャンプ
・GENEPRO サポート+ GENEPRO教育病院登録
2025年は当院初のGENEPRO研修生を受け入れ、来年も決定しました。このままruralGP育成に力を入れていきたいと思います。また、サイトビジットやwebinar、workshopなど後輩たちの教育に関わらせていただいています。今年で10年。GENEPROのマインドが拡がっていくといいなと思います。
個人的なもの
・人生で後悔のないように「会いたい人に会いにいくシリーズ」開始 恩師/先輩に会った
・フルマラソン3度目 練習不足により歩いてしまった
・コンスタントにサーフィン 少しずついろんな板の乗り方を楽しめるようになってきた
・先輩とのお別れ
振り返ると、いろいろやってましたね。2025年は自分の中ではあまり満足いくものではなかったように思っていたのですが、書き出してみるといろいろやってました。自分に「お疲れ様でした。頑張りました。」と伝えたい。2026年はどんな年になるのか。昨年に引き続き、地域医療医学教育を軸に頑張っていきますが、そこに遠隔メンターをさらに形にしてマインドの種を全国に蒔いていきたいと思います。時代の流れをしっかり読みながら、求められる医療に適した人材育成をしていきたいと思います。
お付き合いありがとうございました。今年も健康に気をつけて頑張りましょう。
